2014年9月17日水曜日

ハセガワ製 F-2A/Bの作り方

今回はハセガワから発売されている、1/72スケール
航空自衛隊F-2A/B支援戦闘機の組み立て手順を紹介したいと思います。

現在F-2の1/72スケールキットはハセガワより発売されており
(といういよりこれしか無いのですが)
製品の作り自体も・・・・まぁ~・・・・悪くはないかな、うん
なんか歯切れの悪い言い回しになっちゃってますが(汗)
これは、少し古いキットになりますので
同社の最新のキットとかと比べちゃうとチョッと辛いものがあるということです。
でも一般的な飛行機キットとして見れば
かなり高水準な製品であることは間違いないでしょうね。

まぁ~普通に「組むだけ」でしたらそれほど難しく無いキットですので
今回は完成時の仕上がりを良くする「チョッとしたポイント」をメインに
色々と写真を交えて書かせていただきます。

(`・ω・´) では製作開始で~っす!

今回は画面をクリックすると大きくなります


まずは上下分割された胴体パーツの上面側から。

このパーツは単&複座のコンバーチブルになっていますので
パーツが前後に分割されています。

で、この前後パーツを接着してやるわけですが
ここの接合ラインに段差が発生しないよう(青い四角枠部分)
位置決めをしっかりと行いながらパーツを接着してやってください。

ここはトロリとした普通の接着剤より流し込みタイプを使用したほうが
作業が楽な上に綺麗に仕上がってくれると思いますよ (^^ゞ

下面パーツにはコクピットパーツを接着するようになっていますが
コクピット下側にある差込用のホゾ(赤丸部分)は
説明書のように機体パーツ側にあるホゾ穴部分に差し込むより
その後ろ側にずらして接着してやったほうが
位置的に上手い具合に仕上がってくれると思います。
(これに関しては一度仮組みして現物で確認してくださいね)

あと、機首部分にオモリを入れるのを忘れないようにしてください
「完成後に尻もち」な~んて最悪ですからね (^_^;)


次は主翼の接着です

説明書では上下胴体パーツを接着してから主翼を接着するようになっていますが
ここに関しては写真のように「接合面に段差が発生しないように」
先に機体上面パーツに接着する方法をオカメはとっています。
(赤の四角い枠で覆っている部分ね)

主翼をしっかりと接着出来ましたら、上面側と同じ要領で
接合面に出来るだけ段差が生じないよう下面側のパーツを接着してやりましょう。

これは製作するキットの固体差等々も関係してきますので
現物合わせで調整してください。
ちなみに今回の作業では、青い枠で覆われた箇所を少し削り
高さを少し落とす方向に調整しています。


で、これが接着の終わった状態の写真です。

どうです、胴体と主翼が綺麗に繋がっているでしょ?
写真では軽~くペーパー掛けをしていますが接着位置さえ上手く合わせてやれば
殆ど修正不要になるってことが分かっていただけると思います (^^ゞ

おいおい、そやけど赤丸部分にはパテを使ってるやん!
な~んて声が聞こえてきますが(笑)
これは実機のこの部分にパネルラインが無く
その接合線を消すために少量のパテを使用した跡なんです。

どこでも入手できるラッカーパテ(ここではタミヤパテ)を
チョイッと盛って削るだけという簡単作業ですが
完成時の満足度がグッとアップしてくれますのでお勧めです♪

ついでに青丸部分に発生している凹モールドの「ズレ」も
一緒に修正してやると更に幸せになれますよん (●^o^●)


続いて下面ですが、上面と同じ位置(青枠で囲ってある部分)に
不要な合わせ目が発生してしまいますので
写真のようにチョコッとパテを盛って修正してあげると良いでしょう。

修正作業を行う時、邪魔になっちゃう黄丸部分にある小さい突起ですが
こいつは実機には存在しませんので
(厳密に言うとヌルッとした感じで主翼に繋がっているんですけどね)
先にカットしてから作業を行うと凄く楽になりますよん♪

さて次は赤枠の部分に発生する継ぎ目とモールド。
ここは実機に存在するパネルラインに相対してはいるのです・・・が
そのままでは少し凹んだ状態になってしまいますので
写真のようにパテを盛って表面を滑らかに整形し
モールドを彫り直してやると良いでしょう。

でも、ま、この辺りは殆ど見えなくなっちゃう箇所ですし
前述の青枠部分を修正するのならばって感じで良いと思いますよ (^^ゞ



(`・ω・´) ・・・・続く

最新の更新履歴

10.20 製作中にファインモールド製F-15Jを追加
12.07 製作中のバッカニア S.2C エリア88仕様を更新
11.25 製作中のバンパイア(空自仕様)を更新